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スタッフとともに医科歯科連携講演会に出席して来ました。

当院から皆様へ
 スタッフとともに医科歯科連携講演会に出席して来ました。
MRONJは「薬剤関連性顎骨壊死」と訳され、骨粗鬆症などの治療として投与される薬剤に関連して、歯が植わっている顎の骨が壊死に陥る病気です。
当初、抜歯のような侵襲により発症するとされていましたが、最近では歯を抜かなくても起こる場合があることが分かっています。
体の他の部位の骨よりも顎骨に高い割合で発生する理由は、歯が顎骨から上皮を破り植立、顎骨は薄い粘膜で被覆、口腔内細菌は800種類以上、歯垢には1000億~1兆個/㎤が存在し、抜歯などの外科処置で顎骨は口腔内に露出し、感染を受けやすいためと考えられているとのことでした。
この病気への対応に関して歯科医師側の知識が必要であることだけでなく、処方する医師側の理解も必要で、医科歯科連携が重要とのことでした。
先生のお話はとても分かりやすく、あっという間に時間が過ぎた、有意義な講演会でした。

スタッフとともに医科歯科連携講演会に出席して来ました。