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抜歯とインプラント治療について

当院から皆様へ
 保存不可能な歯の抜歯が必要になり、インプラント治療を勧められた場合、確認していただきたいことがあります。それは抜歯をする時期です。インプラント埋入は時期により、抜歯即時埋入、抜歯早期埋入、抜歯後遅延(待時)埋入があります。抜歯と同時に行うのが即時埋入、抜歯後4~8週して軟組織が治癒してから行うのが早期埋入、抜歯後6か月以上経過してから行うのが抜歯後遅延(待時)埋入です。一般的には、「抜歯して治ってからインプラントを埋入しましょう」と言われることが多いようですが、期間が長引くだけでなく、骨が吸収しますので条件が悪くなる場合があります。そこで当院では、抜く必要のある歯が残存している場合は抜歯即時埋入を第一選択としています。抜歯後6か月してから手術を行う場合とは、期間が全く異なることがお分かりいただけると思います。ただし、抜歯即時埋入は手術の難易度が上がり、実施されていない歯科医院もありますので、治療を受けられる前によくご確認ください。