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態癖と顎関節症

当院から皆様へ
 態癖をはじめとする悪習癖は、高い頻度で顎関節症を引き起こし、顎関節症の発症因子として重大な意味を持っていると考えられます。当院においても、顎関節症の患者さんのほとんどに何らかの態癖が見つかります。
 逆に考えると、態癖に留意すれば顎関節症を回避できる可能性があるということになります。さらに、態癖は姿勢や背骨の歪みにもつながり、まさしく、歯・口腔・顎顔面・全身がお互いに関連していることに他なりません。
 特に乳歯から永久歯に生え変わる学童期は、最も気を付けなければいけない時期です。これらの改善なくしての歯科治療はあり得ません。

 是非とも態癖に注意して、正常な成長発育を獲得していただきたいと思います。