インプラント埋入手術、二次手術を経てやっと上部構造が装着となり、ほっと一息といったところだろうと思います。咀嚼機能が回復され咬めるようになったのですから、ある意味ゴールに到達したということになります。では、ゴールにたどり着いたのだから、あとはそれでおしまいでしょうか?答えはNoです。ここからが別の意味での新たなスタートとなります。
なぜなら、インプラントを入れることが目的ではなく、咬む機能を回復し、長期にわたり機能させることが目的であり、目標であるからです。あくまでもインプラント治療はその手段の一つにすぎません。きちんとした診断、手術、補綴処置は当然ですが、術前の準備や環境整備とともに、術後のメインテナンスはとても重要となります。