エアロシールドを設置しました

サンプル画像
 皆様に安心安全な歯科医療を提供すべく、感染症拡大防止のために、当院では紫外線照射装置「エアロシールド」を設置しました。
「(公社)日本医師会 新型コロナウィルス感染症外来診療ガイド」では、「飛沫感染と接触感染が主な感染経路だが、これだけでは説明できないのがマイクロ飛沫やエアロゾルと呼ばれるウィルスを含むごく小さな水滴からの感染である。換気のできない部屋では3時間以上も空中に浮遊し、感染の原因となりうる。また、家具や医療機器の汚染の原因となり、エアコンでこれが拡散されると普通の飛沫では届かない距離にいるヒトに感染する可能性がある」と説明しています。

エアロシールドの特徴

 当院では、口腔内での歯科用バキュームに加えて口腔外バキューム(口腔外吸引装置)も用いて対応していますが、上記のガイドラインからすると完全な対策とは言えません。そこで、「業種別のガイドライン」に基づき、紫外線照射装置である「エアロシールド」(エアロシールド株式会社製)を設置しました。この装置は、高さ2.1m以上の天井面に紫外線の層を作り、奥内で起こる空気の自然対流を利用して浮遊菌を不活性化し、空気環境改善を目的としたものです。これにより、今後ますます対応を迫られる感染症対策の取り組みを強化してまいります。