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第4回目の認知症講座を受講してきました。

当院から皆様へ
 第4回目の認知症講座を受講して来ました。
今回は前回に続き林先生が講師ですが、今までの中で受講生が一番多いような気がします。
以前は認知症の周辺症状と言われていた「認知症の中核症状と行動・心理症状」が本日のテーマの中心です。
認知症の症状は、性格、生活史、身体の状態、神経学的障害、心理社会的要因・対人心理が関係しているとのことで、転んでけがをした、風邪をひいて熱が出た、というような簡単な話ではありません。
元々しっかりした人で、自分に自信がある人は認知症を発症すると最初は不安になり、進行に伴い不安だけでなく、周囲からの指摘を受けると反発し、次第に疎外感・孤独感を感じるようになります。
そこで、症状や状態に合わせて周囲の対応や治療も変わってきます。
自分の親だけでなく、自分自身も認知症になる可能性があるわけですから、しっかりと勉強しておきたいと感じました。
とても有意義な講義でした。

山形大学医学部