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口腔機能低下症

当院から皆様へ
「口腔機能低下症」は、口腔衛生不良状態、口腔乾燥の程度、咬合力低下、舌口唇機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下の7項目のうち3項目以上が該当すると診断される疾患名です。
診断に際しては、いろいろな機器を用いて検査します。口腔機能低下症が進行すると、咀嚼機能不全や摂食嚥下障害など経口摂取を著しく障害する状態になり、栄養障害や全身の筋力低下を引き起こし、要介護状態に陥ることに繋がります。
 加齢とともに体の機能が衰えるのは避けられませんが、年のせいだから仕方がないとせずに、少しでも機能低下の疑いがあるようならば、早めの対応をして下さい。