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第5回目の認知症講座を受講してきました。

当院から皆様へ
 第5回目の認知症講座を受講してきました。
本日のテーマは、認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症(AD)についてです。
1905年にドイツの精神医学者Alois  Alzheimerが、初老期認知症のために発症から4年半の51歳で亡くなった女性の剖検例を報告しています。
ADでみられた初期症状としては圧倒的に記憶障害が多いとのことです。
記憶の種類を時間で分けると、60秒までの即時記憶、数分前までの近時記憶、昔の遠隔記憶に分けられますが、ADではおもに近時記憶が失われやすくなるようです。
また、軽度認知障害の段階では、日常生活動作は正常、全般的認知機能は正常ですので、早期にご本人やご家族が気づくのは必ずしも容易ではないと思います。
勉強になりましたが、全てを理解するのは難しい。