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パンピングマニピュレーション

当院から皆様へ
 関節円板転位症例で、引っかかって口があかなくなる場合があります(クローズドロック)。このような場合に、上関節腔へ穿刺し局所麻酔剤を注入して整復を試みる手技をパンピングマニピュレーションといいます。歯科開業医で行っている施設はそれほど多くないと思いますが、私は開業してから以前にこの処置を行って良好な結果を得たことがあります。そもそもは、大学病院に勤務していた時代に、顎関節専門の助教授が、多施設の先生方と共同でヒアルロン酸製剤の治験を行っていたことにさかのぼります。直接手取り足取りご指導いただき、安全に行えるまでになりました。整形外科領域では関節へのヒアルロン酸注射が行われていますが、残念ながら歯科口腔外科領域では、日常的にこの製剤を使用するまでには至らなかったようです。