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山形県歯科医師会第1回Web研修会「歯頚部における非う蝕性の歯質欠損(NCCL)を再考する」

当院から皆様へ
 学術委員の会員による講演会です。
歯頚部(歯の付け根)が減ったり、冷たいものがしみたりするご経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。むし歯でないから大丈夫とか、レントゲンで異常がないから大丈夫と言われたことはありませんか?むし歯でなくともしみる状態は知覚過敏と言われ、歯磨剤による摩耗、酸性食品による酸蝕、咬合圧によるアブフラクッションが原因とされてきました。ところが、最近の研究でアブフラクッションという概念は否定的とされ、その根拠となる実験や報告も出ているとのお話でした。しかし、まだ確定的な事ではなく、今後さらに解明されることが期待されます。
 私自身は疑問に思うことも多々あり、さらなる情報収集が必要と考えています。