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CAD/CAM・3Dプリンター展示会に出かけて来ました。

当院から皆様へ
 株式会社ササキが創業100周年記念の一環として企画した展示会です。歯科医療にもデジタルの波が押し寄せている昨今、まさしくわれわれの関心にこたえてくれる企画だと思います。開始早々なのに会場は大勢の参加者でにぎわっていることがこのことを物語っています。

 当院でもジルコニアセラミック治療、保険診療であるCAD/CAM冠(プラスチックの白いかぶせもの)を行っていますが、実際に製作するのは技工士の方です。ですから、3Dプリンターで製作する場面に触れる機会はあまりありません。今回は、複数の企業が参加しており、口腔内の情報を読み取るデジタルスキャナー、データをパソコンに読み取り設計(CAD)、3Dプリンターによる製作(CAM)という一連の流れを詳しく見せていただきました。全ての歯科治療をデジタル化することは将来的にも不可能だとしても、今後ますますデジタル化が進むことは間違いありません。期待と不安が入り混じるところです。