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第10回 山形大学認知症講座 「医療制度」に出席してきました。

当院から皆様へ
 第10回目の講座は、医療政策学講座の村上先生から「医療制度」についてのお話です。
団塊の世代が75歳となる2025年には、75歳以上が全人口の18%となり、2060年には、人口は8,674万人にまで減少する一方、65歳以上は全人口の40%になるそうです。
そんな中、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の基本的な考え方は、認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指すことで、医療機関・介護施設での対応が固定化されないように、最もふさわしい場所での適切なサービスが提供される循環型の仕組みだそうです。
将来の日本の人口ピラミッドの変化を考えると、この理想的と思われる仕組み作りの実現は困難と考えられますが、果たして日本の未来はどうなるのでしょうか。