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顎関節症のMRI検査

当院から皆様へ
 顎関節症の診断で、一般的に行われるパノラマX線検査だけでは十分な情報が得られません。詳しく骨の形態を調べるには歯科用CT検査が必要ですし、クッションの役割をする関節円板(コラーゲンのかたまり)の精査にはMRI検査が必須です。しかしながら、歯科開業医でMRI装置を装備してあるところはほぼ皆無ですから、病院などを受診していただく必要があります。時間と手間がかかりますが、正確な診断があってこそ、適切な治療が可能になると考えております。当院では、医科歯科連携を重視して山形済生病院にMRI検査を依頼しています。
 MRIはMagnetic Resonance Imagingの略で、日本語では「磁気共鳴画像法」といいます。強力な磁場が発生しているトンネル状の装置の中で、FMラジオなどで用いられている周波数の電波を体に当てると、体の中の水素原子が移動します。一定時間経ってから照射を止めると、体内の水や脂肪など、電波によって移動していた組織が元に戻ろうとします。この時の組織の動きを画像として取得します。このため、X線検査のように「撮影」ではなく 「撮像」といいます。