元日に発生した能登半島地震は山形県内でもかなり揺れて、一瞬東日本大震災の記憶が脳裏をかすめました。まさかこのような形で新年を迎えるとは思いもよりませんでした。被災された方々におかれましては深くお見舞い申し上げる次第です。
　さらには日本航空機と海上保安庁機の衝突事故と、皆さんも信じられない光景を目の当たりにされたことと思います。前途多難な幕開けとなりました。
　個人的な事としては、12月31日の山形市歯科医師会の休日診療が仕事納めになりましたので、正直元旦を迎えても正月という感じがあまりしませんでしたが、正月ボケにならなくてかえって良いのかもしれません。
　まだ終息はしていませんが、やっと新型コロナ問題から解放され、かつての日常生活に戻りつつあります。新型コロナウィルス感染症は人類に様々な試練を与えましたが、学んだ事も多いのではないでしょうか。ポストコロナにおいてもこの経験は生かしていくべきだと考えます。その中でもZOOMによる会議は生活様式を大きく変えました。これまでは講演会やセミナーに参加するために東京へ行っていたのが、パソコンさえあれば自宅に居ながらにして参加出来るようになりました。対面でないと実現できない事もありますが、ほとんどの事は出来てしまい、対面とオンラインを組み合わせるハイブリッドもうまく活用する時代です。
　最近は年を取るにつれてあっという間に１年が過ぎ去るように感じます。昨年も新年を迎えたかと思ったら、気が付けば年末でした。だからこそ一日一日を無駄にしない生き方が必要なのでしょう。しっかりと目標をもって今年一年を過ごしたいと思っています。
　友人にもらったシャンペンを賞味し思いを新たにします。今年もよろしくお願いいたします。